不動産用語集

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あいうえお
RC造【あーるしーぞう】
鉄筋コンクリート構造のこと。Reinforced Concrete(補強されたコンクリート)の頭文字からRC造と略されます。
青田売り【あおたうり】
稲が青いにも関わらず、農家が収穫見込みとして先売りしたことから未完成の物を売る場合に用いられます。造成前の宅地や未完成の建物を売買すること。
上げ下げ窓【あげさげまど】
2枚の戸を上下にスライドして開閉できる窓。上下2枚とも動くタイプと片方だけ動くタイプがあり、雨水が入りにくく、周辺に気密できる利点があります。
足元灯【あしもととう】
足元を照らすための照明器具。主に廊下、階段、寝室など、夜間の移動が多いところに設置されます。フットライト。
アスファルトシングル葺き【あすふぁるとしんぐるぶき】
アスファルトシングルとは、基材(無機系材料)にアスファルトを塗覆した柔軟性のある板状の屋根材のこと。複雑な屋根でも加工しやすく、防水性、耐震性にもすぐれます。このアスファルトシングルで屋根を葺くことをアスファルトシングル葺きと言います。
アスファルト防水【あすふぁるとぼうすい】
室内へ水が漏れるのを防ぐため、アスファルトを合成繊維に含ませたアスファルトルーフィングというシートを複数重ねて防水層をつくる工法。建物の陸屋根などの防水工事に用いられます。
アスベスト【あすべすと】
珪酸(けいさん)マグネシウムを主成分とした繊維状の鉱物。石綿(いしわた)。熱絶縁性の高さから、耐熱材・断熱材・補強材など幅広く使用されてきた。粉塵を吸い込むことで塵肺になりガンを発症させる可能性が指摘された。建物解体時の飛散防止対策や処理方法が問題となっています。
アティック【あてぃっく】
屋根裏部屋のこと。子供部屋、書斎、アトリエなどを指す言葉としても使われます。
アトリウム【あとりうむ】
ホテルやオフィスビルのロビーなど高層建築・大規模建築の中に設けられる中庭。ガラスの屋根で覆われていたり、人工的に池や植物を植えて屋内庭園のようになっている空間が一般的に多い。
アフターサービス【あふたーさーびす】
製品や建物を販売・施工したメーカーならびに請負業者が一定期間、修理・修繕を保証すること。
アプローチ【あぷろーち】
敷地の入口・門から玄関までの小道。前面道路から建物までの距離をとってカーポートや前庭を配置し、街並や景観に配慮されている計画が増えている。
雨どい【あまどい】
屋根に降る雨水を地上や下水まで導く排水部材。形状は溝や管で、雨水の通り道。
アルコーブ【あるこーぶ】
壁面につくられたくぼみ。壁面の一部が入り込んで小部屋のようになっている空間も言います。
アンカーボルト【あんかーぼると】
木造建物の基礎部分と土台部分を接合するためのボルト。構造が地震や台風などの大きな外力によってずれたり、移動しないようにするために設置される。
あいうえお
EPS【いーぴーえす】
ビーズ法ポリスチレンフォームの略。断熱材をはじめ、人工地盤工事などさまざまな用途に活用されています。
石綿【いしわた(せきめん)】
繊維状の鉱物。アスベスト。耐火性や耐久性、断熱性にすぐれるため断熱材などに利用されましたが、長期間粉塵を吸い込むと石綿肺・肺がんなどの影響を及ぼすことが判明。現在では使用禁止となり、建築物の解体工事などに飛散する粉塵の対応策が課題となっています。
遺贈【いぞう】
遺言によって財産を無償で譲り渡すことを言います。遺贈を受ける人は受贈者。
板目【いため】
木板表面の木目が不規則な形と線を描き、山形や波形の模様となって表れている板材。年輪に準じて切り出さないため、一本の木から無駄なく効率良く切り出せる。反りが生じやすい反面、水を通しにくいので、外壁材や門扉材、船舶材などに用いられています。
位置指定道路【いちしていどうろ】
特定行政庁から道路位置指定を受けた私道を、一般に「位置指定道路」と呼びます。位置指定を受けるには一定の条件を満たさなければならず、側溝を設ける、一定以上のこう配がない、など規定があります。
一般定期借地権【いっぱんていきしゃくちけん】
借地の契約期間を50年以上とする場合に適応する権利。契約更新や期間延長を認めず、契約満了時には更地にして所有者に土地を返還しなければならない。
一般媒介契約【いっぱんばいかいけいやく】
複数の不動産業者に不動産取引の仲介を依頼することができる契約。一般媒介契約には、他に依頼している不動産業者を明らかにしなければならない「明示型」とその必要のない「非明示型」があります。
一筆の土地【いっぴつのとち】
土地登記簿上で区分された一個の土地のこと。個々の土地を「一筆・二筆…」と数え、一筆の土地ごとに一つの所有権の成立が認められています。
移転登記【いてんとうき】
不動産の所有権を所有者以外の他の人へ渡すときにおこなわれる登記。所有権移転登記のこと。
囲繞地通行権【いにょうちつうこうけん】
ある土地が他の土地に囲まれているために、公道に出るには他の土地をかならず通行しなければならない場合、この土地は袋地と呼ばれる。またこの袋地を囲んでいる他の土地は、囲繞地と呼ばれる。民法では、このような袋地と囲繞地との関係において、袋地の所有者に対して、囲繞地を当然に通行することができるという権利を与えている。この権利を「囲繞地通行権」と呼ぶ(民法第210条)。なお袋地の所有者は、囲繞地を通行するためには、囲繞地の所有者に対して相応の金銭を支払うことが必要とされている(民法第212条)。ただし、広い土地を細かく遺産分割した結果として、袋地が発生してしまった場合には、袋地の所有者は、無償で囲繞地を通行することができる(民法第213条)。 他の土地に取り囲まれている土地を「袋地」と言い、取り囲んでいる土地を「囲繞地」と言います。袋地の所有者は公道に出られないため、囲繞地を通行する権利が認められています。この権利が「囲繞地通行権」です。なお、袋地の所有者が囲繞地を通行するためには、囲繞地の所有者に相当の金銭を支払わなければなりません。
居抜き【いぬき】
家具・設備・什器などが設置されたままの状態で売買・賃貸すること。飲食店や工場、旅館などに多く見られます。
違反建築物【いはんけんちくぶつ】
建築基準法や都市計画法、条例規定などに違反する建築物。用途変更や増改築の結果によって違反となった建築物も含まれますが、法令の改正や都市計画の変更によって違法となってしまった建築物は「既存不適格建築物」となります。特定行政庁は違反建築物に対して取り壊し、改築、修繕、使用禁止などを命ずることができます。
違約手付【いやくてつけ】
債務不履行が発生した場合、没収される手付金。
入り母屋【いりもや】
切妻屋根に寄棟屋根を合わせたような屋根の形状。
インターロッキングブロック【いんたーろっきんぐぶろっく】
側面が波状をしたコンクリート製のかみ合わせブロック。歩道、広場、カーポートなどに広く用いられています。